ノートパソコンにはバッテリーが必要で本体に内蔵されている事は皆さんご存じかと思います。
このバッテリー以外にも電池が入っている事を知らない方も多いかもしれません。
ノートパソコンに限らずデスクトップパソコンにも電池が入っています。
この電池はCMOS(しーもす)といってパソコンのハードウェア情報や、時間、
パソコンを起動させる為の最低限の設定情報などを記憶している場所を維持する為に必要な電池です。
この電池が消耗して機能しなくなると、記憶していた情報がリセットされて、パソコンが立ち上がらなくなったり
エラーが出たりします。
一般の方はパソコンを分解して中を見る事は少ないかと思います。
分からない方は急にパソコンが立ち上がらなくなって、「壊れた!」と思ってしまうかもしれません。
この電池はパソコンの使用状況にもよりますが、数年でなくなってしまう事もあります。
ノートパソコンの裏にある蓋を開ければボタン電池があって、簡単に交換出来る事も多いですが、
メーカーや機種によってはバラバラになるまでパソコンを分解しないと交換出来ない事もあります。
今回依頼頂いたノートパソコンは殆どバラバラにしないと交換出来ない場所にありました。
最初は「このパソコンには付いてないんじゃない?」なんて思うほど見当たらなくて、
最終的にマザーボードの裏に隠れていて大変でした。
これじゃ一般の方は交換は難しいと思います。
電池自体は一般的にCR2032などの電池で価格は数百円で購入できる物です。
もしパソコンが立ち上がらなくなって壊れたと思ったら、一度ご相談下さい!
数百円の電池で直せる事もあります。
※機種により交換工賃が変わります(1100~5500円)
私もパソコンの修理、整備をしていて本格的に再起不能なほど壊れたパソコンは殆どありません。
どちらかというと、OS(Windowsなど)が新しくなって機能が増えたりで、現状のパソコンの能力では動きが遅かったり、動かせなかったりの方が多いです。
強いて言えばハードディスクの異常くらいでしょうか。
「パソコンを買い換えるほどではないし、今のパソコンをもう少し使いたい!」
って方は是非ご相談を!!
出来るだけお安くパソコンを復活させます。